従業員の生活や家計を支援する福利厚生を検討しているものの、どのようなサービスを選べばよいか迷うこともあるのではないでしょうか。
生活支援・家計・保険型には、普段の買い物や生活費に関連する支出を支援するサービスのほか、生命保険・損害保険を通じて将来や万一のリスクに備えるサービスなどがあります。同じカテゴリでも、日々の家計負担への支援と、将来に向けた保障では役割が異なります。
検討時には、次のような疑問が生じやすくなります。
| ・生活支援・家計・保険型のサービスでは何ができるのか ・各サービスにはどのような特徴があるのか ・自社ではどのような支援を選べばよいのか |
本記事では、「福利厚生サービスカオスマップ2026」の生活支援・家計・保険型に掲載した2サービスを取り上げ、それぞれの特徴と選ぶときの判断軸を紹介します。
※掲載順は、サービスの順位や優劣を示すものではありません。
※掲載内容は2026年9月2日時点で確認できる公開情報をもとにしています。
※本記事でいう「生活支援・家計・保険型」は、「福利厚生サービスカオスマップ2026」における分類です。各サービスの法人向けの提供内容や福利厚生としての利用方法は異なるため、詳細は各社へご確認ください。
生活支援・家計・保険型の福利厚生サービスとは
生活支援・家計・保険型の福利厚生サービスは、従業員の日常生活や家計管理、将来への備えなどを支援するサービスです。
このカテゴリには、日々の暮らしに関する優待や生活支援サービスのほか、家計管理、お金に関する相談、資産形成に関する情報提供、生命保険・損害保険など、幅広いサービスが含まれます。
たとえば、日常生活で利用するサービスの負担を抑える仕組みや、家計の見直しを支援するサービス、将来に向けた資産形成について学べるサービス、病気や事故などに備える保険関連サービスなどがあります。
また、従業員本人だけでなく、家族の生活や将来設計に関する相談に対応するサービスもあります。日常的な暮らしから中長期的な家計・資産・保障まで、生活に関わるさまざまなテーマを支援できることが、このカテゴリの特徴です。
生活支援・家計・保険型の福利厚生サービス2選
ここからは、「福利厚生サービスカオスマップ2026」の生活支援・家計・保険型に掲載した2サービスを紹介します。
カロリパークス

カロリパークスでは、会員向け機能の一つとして、日常生活で利用したレシートを申請できる「レシート買取サービス」を提供しています。
| 主な特徴 ・対象となるレシートをアプリから申請できる ・買い物など日常生活に関するレシートを対象としている ・光熱費や通信費など、一部の生活関連サービスにも対応している |
レシート買取サービスでは、対象となる店舗やサービスを利用した際のレシートをアプリから撮影し、所定の条件に沿って申請します。利用できる店舗・サービスや申請条件は定められているため、利用時には最新の対象範囲を確認する必要があります。
特定の店舗や施設の優待を利用する仕組みとは異なり、普段の生活の中で発生した対象レシートを利用できる点が特徴です。
One’s Life

出典:株式会社One’s Life公式サイト
One’s Lifeは、株式会社One’s Lifeが提供する保険相談・保険代理店サービスです。生命保険・損害保険を取り扱い、個人・法人からの保険に関する相談に対応しています。
| 主な特徴 ・生命保険と損害保険を取り扱う ・個人・法人からの保険相談に対応 ・ライフスタイルやニーズに応じた保険の提案を行う |
生命保険では、病気や万一の事態などへの備えに関する商品を取り扱っています。損害保険では、事故や損害などに備える商品を取り扱っています。
相談内容に応じて保険商品の提案や契約手続きを行っています。
生活支援・家計・保険型サービスを選ぶときの判断軸
生活支援・家計・保険型の福利厚生サービスには、日常生活に関する支援から、家計管理、資産形成に関する情報提供、保険などを通じた将来への備えまで、さまざまな種類があります。
そのため、サービスを選ぶ際は「家計を支援できるか」という大きなくくりだけで比較せず、従業員の生活のどの部分を支援したいのかを整理することがポイントです。
どの生活領域を支援したいかで選ぶ
まず、従業員の生活のどの領域を支援したいのかを整理します。
生活支援・家計・保険型で対象となる領域には、日々の買い物や住居、光熱費、通信費などの生活に関する支出のほか、家計管理、保険、将来への備えなどがあります。
たとえば、日常生活との接点を増やしたい場合と、病気や事故などへの備えを支援したい場合では、必要となるサービスの役割が異なります。
サービスの機能から選ぶのではなく、まず「日常生活」「家計」「将来への備え」のうち、どの領域を福利厚生で支援したいのかを明確にすると、候補を整理しやすくなります。
生活や家計をどのような仕組みで支援するかを確認する
家計に関係するサービスでも、支援の仕組みは同じではありません。
対象サービスの優待を利用するもの、一定の条件に沿って生活関連サービスを利用するもの、家計やお金について相談できるもの、保険商品を通じてリスクに備えるものなどがあります。
そのため、「家計支援」という名称だけで判断せず、従業員が具体的にどのようなサービスを利用できるのかを確認します。
また、金銭や保険に関わる仕組みは、契約内容や制度設計によって取り扱いが異なる場合があります。企業が福利厚生として導入する際は、サービスの提供方法や費用負担の仕組みについても個別に確認する必要があります。
従業員本人と家族のどこまでを支援対象とするかで選ぶ
生活や家計に関する課題は、従業員本人だけでなく、家族構成やライフステージによっても異なります。
たとえば、単身世帯と子育て世帯では日常的な支出の内容が異なります。また、保険や将来への備えについても、本人だけでなく配偶者や家族を含めて検討する場合があります。
そのため、サービスを選ぶ際は、従業員本人のみを対象とするのか、家族に関する生活や保障まで含めて利用できるのかを確認します。
従業員の生活を支援する福利厚生として検討する場合は、特定の生活スタイルだけを前提にせず、どのような利用者や生活場面を対象としているサービスなのかを見ることがポイントです。
支援したい生活・家計の領域に合うサービスを選ぼう
生活支援・家計・保険型の福利厚生サービスを選ぶ際は、まず日常の家計と将来への備えのどちらを支援したいのかを整理することがポイントです。
日常生活で発生する支出への経済的な支援と、生命保険・損害保険による将来のリスクへの備えでは、サービスの目的も利用方法も異なります。
比較する際は、「日常の家計負担と将来への備えのどちらを支援するか」「経済的な還元と保障のどちらを提供するか」を整理します。生活支援では対象となる支出、保険では企業契約と個人契約の位置づけまで確認すると、各サービスの役割を判断しやすくなります。
カロリパークスは、レシート買取のほか、歩数・食事記録・健康診断データ管理などの機能を備えた福利厚生サービスです。日常生活で利用できる福利厚生を含めて比較する際は、「福利厚生サービスカオスマップ2026」やカロリパークスの資料も、サービスを検討する際の参考としてご活用ください。


