コラム

社内コミュニケーション・エンゲージメント型の福利厚生サービス4選|特徴と選び方を紹介

社内の情報共有や従業員同士のコミュニケーションを活性化するために、社内SNSやエンゲージメント関連サービスの導入を検討しているものの、どのサービスを選べばよいか迷うこともあるのではないでしょうか。

サービスによって、従業員同士の交流、社内情報の共有、称賛の可視化、組織課題の把握など、中心となる役割が異なります。

検討時には、次のような疑問が生じやすくなります。

・社内コミュニケーション・エンゲージメント型では何ができるのか
・各サービスにはどのような特徴があるのか
・自社にはどのサービスが合うのか

本記事では、「福利厚生サービスカオスマップ2026」の社内コミュニケーション・エンゲージメント型に掲載した4サービスを取り上げ、それぞれの特徴と選ぶときの判断軸を紹介します。

※掲載順は、サービスの順位や優劣を示すものではありません。
※掲載内容は2026年9月2日時点で確認できる公開情報をもとにしています。
※本記事でいう「社内コミュニケーション・エンゲージメント型」は、「福利厚生サービスカオスマップ2026」における分類です。

社内コミュニケーション・エンゲージメント型の福利厚生サービスとは

社内コミュニケーション・エンゲージメント型の福利厚生サービスは、従業員同士や会社と従業員の情報共有、交流、組織状態の把握などを支援するサービスです。

このカテゴリには、社内SNSやチャット、掲示板、社内報などで情報を共有するもの、従業員同士で感謝や称賛を伝えるもの、アンケートやサーベイによって従業員の意識や組織の状態を把握するものなどがあります。

同じカテゴリでも、会社から従業員への情報発信、従業員同士の交流、従業員から会社への意見・状態の共有など、支援するコミュニケーションの方向や目的は異なります。

社内コミュニケーション・エンゲージメント型の福利厚生サービス4選

ここからは、「福利厚生サービスカオスマップ2026」の社内コミュニケーション・エンゲージメント型に掲載した4サービスを紹介します。

カロリパークス

出典:カロリパークス公式サイト

カロリパークスは、複数の福利厚生機能に加えて、アプリ上で利用できるチャット・掲示板機能を備えています。

主な特徴
・チャットによる社内コミュニケーションに対応
・掲示板から社内のお知らせや情報を発信できる
・福利厚生機能と社内コミュニケーション機能を一つのアプリで利用できる

社内コミュニケーションに特化したサービスではなく、福利厚生を利用するアプリの中に情報共有の機能も備えている点が特徴です。

そのため、従業員向けの福利厚生と社内のお知らせ・コミュニケーションを別々に検討するのではなく、一つのサービスで利用したい場合の候補になります。

THANKS GIFT

出典:THANKS GIFT公式サイト

THANKS GIFTは、株式会社Take Actionが提供する社内SNS・エンゲージメントクラウドです。感謝・称賛の共有から社内情報の発信まで、複数のコミュニケーション機能を備えています。

主な特徴
・サンクスカードで従業員同士の感謝・称賛を共有できる
・掲示板・社内報やチャットによる情報共有に対応
・社内通貨・ポイントを活用した制度を設計できる

特徴は、従業員同士のコミュニケーションだけでなく、会社から従業員への情報発信や、企業独自の社内制度にも利用できることです。

感謝・称賛を中心としながら、社内の情報共有や制度運用まで一つのサービスで扱いたい場合に比較しやすいサービスです。

MOTIVATION CLOUD

出典:MOTIVATION CLOUD公式サイト

MOTIVATION CLOUD(モチベーションクラウド)は、株式会社リンクアンドモチベーションが提供する組織改善クラウドサービスです。エンゲージメントサーベイを中心に、組織状態の診断から改善活動までを支援します。

主な特徴
・エンゲージメントサーベイで組織状態を把握できる
・属性や組織ごとに結果を分析できる
・組織改善に向けたアクション管理や支援を利用できる

サーベイでは、従業員の「期待度」と「満足度」の2軸から優先して取り組む課題を確認します。全社だけでなく、属性や組織別など複数の切り口から分析することも可能です。

ほかの3サービスとは異なり、日常的な社内コミュニケーションそのものを主な対象とするのではなく、従業員の意識や組織状態を把握し、改善活動につなげることが中心です。

Unipos

出典:Unipos公式サイト

Uniposは、Unipos株式会社が提供するピアボーナスサービスです。従業員同士で、日頃の仕事に対する感謝や称賛のメッセージとポイントを送り合うことができます。

主な特徴
・従業員同士で感謝・称賛のメッセージを送り合える
・メッセージとポイントを組み合わせて運用できる
・投稿状況や従業員同士の関係性をレポートで確認できる

投稿されたメッセージには、当事者以外の従業員も「拍手」で反応できます。また、利用状況や従業員同士の関係性などはレポートで確認できます。

チャットや掲示板のように幅広い社内情報をやり取りすることよりも、仕事の中で生まれた感謝や称賛を共有し、従業員同士のつながりを可視化したい場合に比較しやすいサービスです。

社内コミュニケーション・エンゲージメント型サービスを選ぶときの判断軸

社内コミュニケーション・エンゲージメント型には、情報共有を中心とするものから、従業員同士の交流、意見収集、組織状態の把握まで、さまざまなサービスがあります。

サービスを選ぶ際は、「コミュニケーションを活性化したい」という目的だけで比較せず、社内の誰と誰の間に、どのような情報ややり取りが必要なのかを整理することがポイントです。

社内のどの課題に対応したいかで選ぶ

まずは、「社内コミュニケーションを活性化したい」という漠然とした目的ではなく、自社で解決したい課題を具体化します。

情報が必要な従業員まで届いていない、部署間の交流が少ない、従業員の貢献が見えにくい、組織の状態を把握できていないなど、課題によって必要な機能は異なります。

サービスを比較する前に、自社で何を改善したいのかを整理しておくと、必要な機能と候補となるサービスを絞りやすくなります。

コミュニケーションの方向性から選ぶ

社内コミュニケーションは、誰から誰へ情報を伝えるかによって性格が異なります。

会社や経営層から従業員へ情報を届ける場合は、社内報や掲示板などが利用できます。従業員同士の交流を増やしたい場合は、チャットや社内SNSなどの双方向でやり取りできる仕組みが候補になります。

また、従業員から会社へ意見や状態を伝える方法として、アンケートやサーベイを利用するサービスもあります。

会社から従業員への情報発信を重視するのか、従業員同士の横のつながりをつくりたいのか、従業員の声を会社側で把握したいのかを整理して選びます。

日常的な交流と定期的な状態把握のどちらを重視するかで選ぶ

サービスによって、従業員との接点が生まれるタイミングも異なります。

チャット、社内SNS、サンクスカードなどは、日々の業務やコミュニケーションの中で利用することを想定したサービスです。

一方、エンゲージメントサーベイなどは、一定のタイミングで従業員から回答を集め、組織の状態や課題を確認する用途が中心です。

日常的なコミュニケーションの場をつくりたいのか、定期的に組織の状態を把握したいのかによって、必要となるサービスの役割は異なります。両方が必要な場合は、それぞれの機能を持つサービスを組み合わせる方法もあります。

利用状況や組織状態をどこまで把握したいかで選ぶ

サービスを通じて生まれたコミュニケーションを、企業側でどのように確認したいかも判断材料になります。

社内SNSや称賛サービスでは、投稿数や利用状況、従業員同士のつながりなどを確認できるものがあります。サーベイ型のサービスでは、従業員から集めた回答を部署や属性などの単位で分析できるものがあります。

ただし、ツールの投稿数や利用率と、従業員のエンゲージメントや組織状態は同じ指標ではありません。

サービスを比較する際は、単に利用状況を把握したいのか、従業員の意識や組織課題まで分析したいのかを整理し、必要なデータや分析の範囲を確認します。

目的に合う社内コミュニケーション・エンゲージメント型サービスを選ぼう

社内コミュニケーション・エンゲージメント型のサービスは、情報共有、従業員同士の交流、感謝・称賛の共有、組織状態の把握など、サービスによって支援する領域が異なります。

まずは自社で改善したい課題を整理し、その課題に必要な機能やコミュニケーションの方向性に合うサービスを比較することが重要です。

カロリパークスは、複数の福利厚生機能に加えて、チャット・掲示板機能を備えています。福利厚生と社内の情報共有を含めてサービスを比較する際は、「福利厚生サービスカオスマップ2026」やカロリパークスの資料も比較材料としてご活用ください。